進路指導 長久手市立南中学校
  南中学校では、生徒自らが生き方を学び、生き方を考え、そして、自分の進路を自分で選択できるよう3年間を見通して支援・援助をしています。
進路指導の方針
 一人一人の生徒が、主体的に個性・能カ・適性などについての理解を深め、就職や進学の情報を収集・活用することにより、将来の生き方をふまえての 進路選択ができるようにする。
   ○ 生徒の将来の目標へ到達する過程を考慮して相談する。
   ○ 生徒の個性・能カ・適性を考慮して相談する。
   ○ 生徒と保護者の希望を尊重して相談する。
   ○ 通勤・通学の時間や交通機関に無理のないよう考慮して相談する。
   ○ 生徒の期待する職業生活や学校生活ができるよう考慮して相談する。
進路決定にあたって
○ 本人の希望をふまえ、家庭や学校で十分話し合って決定する。
○ 本人の個性・能カ・適性・生活態度を考慮する。
○ 進路関係の資料・情報を幅広く収集して学習を深める。
○ 体験入学、学校見学会、職場体験等に積極的に参加し、自分の目で確かめる。
○ 進路日程を考慮し、見通しをもって計画を立てる。
○ 本人と保護者の意思をもって最終決定する。
○ 学校は、校内で進路指導委員会を組織し、適正公平な指導にあたる。
中学校卒業後の進路
就 職
○ 原則としてハローワークに相談を依頼し、決定する。
  <<<就職のパターン>>>
    ア 事前に職業適性検査を受け、ハローワークの仲介により就職する。
    イ 縁故によリ就職する。
    ウ 家業に従事する。

  <<<就職するまでの手順>>>
● 職業適性検査の実施
  ・ 希望者を対象に、夏休みから9月頃までに実施する。職業決定の重要な資料となる。
  ・ パンフレット求人一覧表を参考に、どんな方面へ就職したいのか考えておく。(自分の条件を明確にしておく)
● 就職相談
  ・ 10月〜11月頃に学校で実施する。
  ・ 保護者、本人、担任が、ハローワーク指導員を交えて相談する。
  ・ できれば、相談日までに求人一覧表を参考に2つぐらいにしぼり職場見学をすませておくのが望ましい。
● 応募先決定
  ・ 12月の保護者会までには決定したい。
  ・ 進学とのかねあいで決断が遅れる場合、 あまりにも遅くなると条件が悪くなる。
  ・ 定時制高校通学可か、通信制高校入学可かどうかなどの条件も考慮する。
● 選 考
  ・ 1月中に実施される。

 △△ 注意点!! △△
  ・ 事業所の就職は、ハローワークを通して決定することを原則とする。
  ・ 縁故関係などで就職する場合でも、就業条件等のトラブルを避けるために、事業所からハローワークへ求人票を提出するよう依     頼する。
進 学
 公共職業訓練施設 

 ○ 期間1〜2年で、専門的技術・知識を身につけ、就職する際の便宜をはかる。
 ○ 入校中の経費については、授業料は無料。教材・工具は貸与される。
 ○ 自己負担は、教科書・作業衣・通学費などである。

  <<<入校するまでの手順>>>
 ● 応募資格確認
  ・ 中卒者対象の養成訓練==>義務教育修了以上。年齢は原則として30歳以下
 ● 応募手続き
  ・ 次の書類を入校を希望する高等技術専門校及び職業訓練校、またはハローワークに提出。
   @ 入校願書、A 健康診断書
    (これらの用紙は、高等技術専門校及び職業訓練校、ハローワークにある)

 専修学校 

 ○ 「職業もしくは生活に必要な能力を養成し、または、教養の養成を図る」と規定されている。
 ○ 実学を重んじ、職業に直結した知識や技術を学ぶ場である。

 高等専修学校 

 ○ 3年制の専修学校卒業者には、高等学校卒業資格が与えられる。
 ○ この課程を置く専修学校を「高等専修学校」と称する。

  <<<推薦入試について>>>
 ● 試験日
  ・ 私立高校とぼぼ同じ日に実施されることが多いが、学校によってまちまち。
 ● 出願資格
  ・ 次の条件を満たすもので、中学校長の推薦を得た者。
   @ 来年3月卒業見込みの者
   A 当該専修学校を志望する意志が強く、動機・理由が明確・適切である者
   B 当該学科に対する適性および興味・関心を有する者
   C 人物及び学習成績が優れている者
 ● 合格者の決定
  ・ 入学試験の方法は学校によって異なるが、提出書類と面接で合否決定をする学校が多い。
  ・ 学習成績は、3年生2学期の評定を重視する学校がほとんどである。
  ・ 作文や小テストを実施しているところもある。
 ● 合否後の扱い
  ・ 推薦入試合格者は、他校(公立・私立を問わず)を受けることはできない。
  ・ 推薦入試不合格者は、一般入試も受けることができる。

  <<<一般入試について>>>
 ● 試験日
  ・ 学校によって試験日が異なるので、複数受験も可能である。
 ● 合格者の決定
  ・ 入学試験の方法は学校によって異なる。
  ・ 提出書類・面接・小テスト・作文などで総合的に判定する。
  ・ 提出書類には、3年生の2学期の成績と出願時までの生活実績の記入が求められる。
  ・ 全体に、学業成績よリも人物を重視する学校が多い。
 ● 合否後の扱い
  ・ 一般入試合格者は、公立・私立高等学校を併願することができる。
   ただし、入学金(約5万円〜15万円)を納入しないと合格取消となる場合がある。
 ● 主な専修学校
  ・ 工業(名古屋工学院、東海工業など)、 調理(名古屋調理、東洋調理、さつき調理など)、 福祉(名古屋福祉専門など)
    商業(あいちビジネス・名古屋情報専門・菊武ビジネス専門など)、文化教養(愛知芸術高等専修・あいち造形・サンデザインなど)
  
 高等学校 

 ○ 9年間の義務教育に引き続き、高等教育を受けようと思う者が進むところである。
  ア 全日制(普通科、専門学科)、定時制、通信制
  イ 国立、公立、私立

 高等専門学校 

 ○ 高等学校とほぼ同様であるが、修業年限が5年(短大卒の資格)である。
 ○ 卒業後、大学(3年時)に編入することもできる。
   例 国立豊田工業高等専門学校、国立鳥羽商船高等専門学校

  【 国立高等専門学校入試について 】
 ● 試験日・方法

  ○ 豊田工業高等専門学校
   ・推薦入試==1月下旬。面接のみ。
   ・一般入試==2月下旬。5教科学力試験。

 特別支援学校・高等特別支援学校 

 ○ 障がい等の種類や程度に配慮し、手厚くきめ細かい指導を行う。
 ○ 能力や可能性を伸ばし、社会的自立を可能な限り実現する。
   例 県立春目井高等特別支援学校、県立三好特別支援学校

 企業内学校 

 ○ 高卒の資格がとれる。 例=デンソー工業学園、トヨタ工業学園など
【 公立(県立・市立)入試について 】
<<<推薦入試について>>>
 ● 試験日・方法
  ・ 平成29年度入学希望者から、一般入試と同日に行う。
 ● 出願資格
  ・ 次の条件を満たすもので、中学校長の推薦を得た者。
   @ 来年3月卒業見込みの者
   A 当該高等学校を志望する意志が強く、動機・理由が明確・適切である者
   B 当該学科に対する適性および興味・関心を有する者
   C 人物及び学習成績が優れている者
 ● 選抜基準
  ・ 人物が優れており、運動、文化、芸術、奉仕活動等のいずれかにおいて優れた能力、適性及び実績を有する者。
  ・ 人物が優れており、恵まれない環境を克服し、向学心に富み、生活態度が他の模範となる者
  ・ 人物が優れており、調査書の「学習の記録」が優秀である者。
  ・ 専門学校において、人物が優れており、将来、当該学科に関する職業に就く強い意思を有する者。
 ● 合格者の決定
  ・ 提出書類の内容、及び面接の結果を資料として、総合的に行われる。
  ・ 音楽科、美術科、英語科、国際教養科、デザイン科では、 面接および特別検査を実施する。

<<<一般入試について>>>

 ● 試験日・方法
  ・ 3月上旬に行われる。学力試験と面接。
  ・ A・Bグループのいずれか一方、またはその双方の学校(普通科においては同一群内)へ出願し、受検することができる。
 ● 合格者の決定
  ・ 学カ検査は、5教科(国語、社会、数学、理科、英語)で、基本的な問題が出題される。
  ・ 英語は、聞き取り問題を含む。
  ・ 試験時間は、国社数理は45分間、英はリスニング10分程度、筆記40分間である。配点はそれぞれ22点、計110点である。
  ・ 国際英語科および国際教養科においては、英語の傾斜配点を実施 (英語の配点を1.2倍)
  ・ 面接は、各高等学校によって形式に違い(集団面接・個人面接)がある。
  ・ 音楽科、美術科、デザイン科およびスポーツ科学科では実技検査がある。
 ● 合格者の決定
  ・ 当日の学カ検査と、調査書の学習の記録、特別活動、行動の記録、面接の結果などを十分考慮して、
   各高等学校で校内順位を決め、合否の判走が行われる。
  ・ 音楽科、美術科、スポーツ科学科、国際英語科および国際教養科においては、「学習の記録」を資料にするにあたって、傾斜配点を実施する。
   (音楽科=音楽の評定を1.5倍。美術科=美術の評定を1.5倍、体育科=保健体育の評定を
    1.5倍、国際英語科および国際教養科=外国語(英語)の評定を1.5倍する)
  ・ 第1希望校、第2希望校ともに合格圏内にある時は、第1志望校を合格校とする。
   この結果、欠員の生じた場合、当該校志望受検者の中から、繰り上げ合格者を決定する。

《《《《 群 および グループ分け 等 資料 》》》》
 愛知県教育委員会ホームページ 「高等学校への入学」 のページが開きます

   <<<第2次選抜入試について>>>
 ● 試験日・方法
  ・ 3月下旬に、合格者が定員に満たない学校・学科で実施される。
  ・ 県内の国公立私立のいずれかの高校を受験し、すべて不合格になった者が出願できる。
   (公立高校の合格者はもちろんのこと、合格辞退者や私立高校合格者も受験資格がない)
  ・ 学力検査および面接を実施。

   <<<定時制・通信制について>>>
 ● 試験日・方法
  ・ 定時制は、3月下旬に入試がある。
   @数学、A国語および数学、B基礎学力検査のいずれかと、作文、面接によって合否決定。
  ・ 通信制は、学力検査を行わず、調査書等の審査による。
   入学者の選抜は、調査書などの審査により行うが、合否判定のための十分な資料を得るため、作文および面接を行うことがある。
【 国立入試について 】
● 試験日・方法  
名古屋大学教育学部附属高等学校 愛知教育大学附属高等学校
  ・一般入試のみ。2月上旬。3教科学力試験と面接・作文。   ・推薦入試==2月上旬。面接と作文。
  ・一般入試==2月上旬。5教科学力試験。
【 私立入試について 】
<<<推薦入試について>>>
 ● 試験日・方法
  ・ 1月下旬。
 ● 出願資格
  ・ 次の条件を満たすもので、中学校長の推薦を得た者。
   @ 来年3月卒業見込みの者
   A 当該高等学校を志望する意志が強く、動機・理由が明確・適切である者
   B 当該学科に対する適性および興味・関心を有する者
   C 人物及び学習成績が優れている者
 ● 合格者の決定
  ・ すべての学校で面接が実施されている。最近、これを重視する傾向が強くなってきている。
  ・ 学習成績は、3年生2学期の評定を重視する学校がほとんどである。
  ・ 欠席日数、遅刻の回数を推薦の条件にしている学校もある
 ● 合否後の扱い
  ・ 推薦入試合格者は、他校(公立・私立を間わず)を一切受験できない。
  ・ 推薦入試不合格者は、一般入試を受けることができる。
<<<一般入試について>>>
 ● 試験日・方法
  ・ 2月上旬に行われる。学校によって試験日が異なるので複数受検も可能である。
 ● 合格者の決定
  ・ 試験方法は学校によって異なる。
  ・ 5または3教科の学力検査を実施する学校がほとんどである。
  ・ 提出書類には、3年生の2学期の成績と出願時までの生活実績の記入が求められる。
  ・ 最近の傾向として、当日の学力検査の結果を重視する学校が増えてきた。つまり、当日の試験ができなければ不合格になる。
  ・ 半数以上の学校で、面接も実施される。
 ● 合否後の扱い
  ・ 一般入試合格者は、公立高等学校を併願することができる。
   ただし、合格校には入学金(約2万円)を納入しておかないと、合格取消となることがある。
  注意!!
 入試制度は、毎年変わる部分もあるので、5月・11月に実施される「3年生進路説明会」に必ず出席し、最新情報を入手してください。このページの内容は、例年の概要です

長久手市立南中学校